医療ソーシャルワーカー
高校生のとき将来は、看護師か福祉関係の仕事につきたいと思っていました。
悩んだ結果、看護学校ではなく、福祉系の大学に進学。
社会福祉士の資格をいかして、総合病院で医療ソーシャルワーカーとして忙し日々を過ごしています。
(40歳 女性)
仕事内容
医療ソーシャルワーカーとは、病院などの保健医療機関において、社会福祉の立場から患者さんやその家族の方々の抱える経済的・心理的・社会的問題の解決、調整を援助し、社会復帰の促進を図る業務をおこなう職業のことです。
病院などで働く医療ソーシャルワーカーは、社会福祉系大学・大学院卒が80%以上です。
特に資格がなくてもなれますが、いまから医療ソーシャルワーカーをめざすのであれば、社会福祉士もしくは精神保健福祉士の資格を持っているほうが絶対に就職に有利です。
わたしの仕事は、患者さんが入院されるときに、面接をするなどして、入院前にどんな生活をされていたかをお聞きします。
そして、退院後にできるだけ元通りの生活に戻れるよう、医師や看護師、理学療法士、作業療法士などがチームを組んで患者さんをサポートします。
ときには、退院が間もない患者さんのご自宅まで伺い、生活環境の改善を提案することもあります。
患者さんが一生懸命がんばってリハビリして、患者さんが笑顔で退院され、もとの生活に戻れるように、病院スタッフが全員でサポートします。
患者さんの社会復帰を助ける仕事なので、やりがいはとてもあります。