男性介護士が生き残るにはスキルアップが必須
私は「日本福祉大学通信教育部」で勉強している32歳男性です。
一昨年の春に一年時から入学し現在3年生です。
入学の動機は自身のスキルアップに加え、社会福祉士の国家資格を取りたいと思ったからです。
現在介護士としてデイサービスで勤務しているのですが世間の風評通り、介護の仕事はきつい割に賃金が安く、男性が一生涯の仕事として取り組むには正直様々な面で限界があります。
そんな中、この福祉の業界で生き残っていくためには、やはり新たな資格を取って相談員になったり、ケアマネージャーなりに鞍替えしていくしかないと思いました。
この日本福祉大学は、社会福祉士国家試験合格者数が8年連続大学NO.1という実績があり、また、通信大学ということで学費も割安だったことが入学の決め手です。
勉強は記憶より要領の良さが大切
勉強は科目にもよりますが、単に教科書を読んで試験を受けるものや、パソコンにてオンデマンド授業を受けるものがあります。
また、最寄りの指定会場で行うスクーリング形式の授業があります。
科目修了試験は年に4回あり、基本的に在宅のインターネット上で行います。
難易度はその科目により大きく異なり、簡単な科目では、途中で実施する小テストと同一の内容がそのまま出されることもありますし、難しいものでは授業で一言も触れられていない切り込んだ内容が出てくることもあります。
在宅で行うテストですので,もちろんカンニングはやり放題です。ただし、出てくる問題すべて調べていくと絶対に時間が足りません。
ですので、やはり日頃の勉強のうちから要点をまとめたノートを作ったり、教科書に赤線を引いたり付箋を貼ったりする努力が必要になります。
私の場合はword上に要点を打ちこんだファイルを作り、指定のワードを打てばすぐに検索できるようにしています。
はっきり言ってしまえば、頭にどれだけ知識を詰め込むかより、如何にアウトプットし易いツールを構築するかが重要になります。
記憶よりも要領の良さが大切ということです。
⇒日本福祉大学(通信)の合格率・卒業率・スクーリングについて
日本福祉大学通信はとにかく気軽そして気楽
日本福祉大学を選んで良かったことは、基本的に在宅でほとんどの単位を履修できるということです。(※一部専門課程は通学の必要あり)
通信制大学にもいろいろありますが、例えば放送大学の場合、普段の勉強は在宅でできても、科目修了試験は試験センターへ出向かねばなりません。
週5日働いている身で週末の1日を試験のために費やすのはなんとも面倒で辛いです。
その点、日本福祉大学は試験当日の朝10時~夜9時までの間であれば、好きな時間にログインしてテストを受けられるという気楽さがあります。
また、授業や学生生活についてわからないことがあれば大学側にメールでいつでも相談できますし、ある意味そこには顔を知らないが故の気安さがあります。
それに壁にぶちあたったら、スクーリングなどに出掛けて同じように悩んでいる学生と話し合うこともできます。
更にこの大学にはmixiを模したfuxiという学生向けのSNSがあり、それを使用して学友と気軽にコミュニケーションの輪を広げることが可能です。
いろいろな形で学生の学ぶ意欲を高めたいという大学側の意志が強く感じられます。
大変な勉強も仲間がいれば乗り越えられる
通信と言えども大学ですから、やはり勉強はそれなりにしないといけません。
日本福祉大学では一単位の履修にかかる勉強時間が概ね30時間程度となっています。
卒業までに必要な単位は124単位ですから、そうすると単純計算で30×124=3720時間が必要になります。これは膨大な時間です。
特に日中勉強できる普通の学生と違い、仕事をしている身でこれだけ勉強するのは大変です。
しかし、通信制大学で大変なのは、なにもこの勉強時間の確保の難しさだけではありません。
私が思うに何より大変なのは勉強に対するモチベーションの維持です。
普通の通学する大学であれば隣の机に級友がいて、お互いわからないところを教え励まし合いながら、共に頑張っていくことができます。言わば戦友が近くに居るわけです。
けれど通信制大学にはそれがないので、どうしても意欲低下が起こりやすくなるのです。
そのため勉強を続けるためには、孤独に打ち勝つ強さとブレない目的意識が必須になってきます。
そういった孤独感の払拭やモチベーション維持のため、私はあえて時々スクーリング授業を受け、当初の目的の再確認や学友作りに励んでいます。
⇒日本福祉大学(通信)の合格率・卒業率・スクーリングについて